「こん」とはまた、
げに誰が名付けたのであろうか。 (注.おかめさんです)
確かにキツネに似てます。
洋犬の血が入っているのか
尻尾も柴系のように巻いてない。
そんなわけで、
ふさふさしててキツネのシッポに見えなくもない。
さて
こんちゃんは好きに歩かせると
裏山の中腹にある天空庭園の方に
右前足が無いのにもかかわらず
北側から器用に登って行く。
で、
階段を上がってすぐのところで
必ず細い谷水の流れの方に頭を突っ込む。
これこれ、
それ以上行くと落ちる★
カメでも居るのかな?
それとも、
何か捜し物?
なんとか、引き上げると
その後、すぐ横の北側の林の方に入って行こうとする。
これが、なかなか意思が強くて
リードを強く引っ張っても言うことを聞かない。
もー、なんだ?
何かあるの?
んで、
こんちゃんの散歩の時のこーいう挙動をいぶかしんでいたら、
最近、大家さんに気になることを聞いた。
昔この辺りに、
伏見神社から来ていただいたお稲荷さんが祭ってあったそうな。
わけあって、今は場所を移したとか。
ふーーん、
お稲荷さんが祭ってあったのか...。
お稲荷さんの使いと言えば、キツネ。
そして、こんちゃんはキツネに似ている...
そーいえば、
こんちゃんは、自分から進んでこのシェルターにやって来たのであった。
ほら、ちょうど、なんというか
懐かしい昔の我が家に帰ってきた、
-みたいに。
こんちゃん、
君はお稲荷さんのお使いで、何か捜し物をするために此処に来たのかい?
右前脚を失って命が危うくなったときに、お稲荷さんに助けてもらったのかい?
-と、聞いても
細い目が、じっ-と静かにこちらを見つめるだけ。
ま、みなさん、
ひょっとしたら、こんちゃんはお稲荷さんのお使いかもしれんから
ちょっと大事にしてあげてくださいね。 (ちょっとかい★ 稲荷神)
(怖いこと言わないでくださいっ★ おかめさん)
では、また♪
コンコーーン♪
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