1階の猫室をご紹介します。
猫室には2つあります。
まず、「ぐれーちゃんの部屋」と呼んでいる、広い方の猫室。
小さな和室が3つ連なったスペースの仕切りを外して、広く使っています。
ここは、感染症のない猫たちを収容しています。
水道があるので、給餌の支度はここで行います。
フードや砂などの物資も置いています。
CAPINシェルターでは、新しく来た子は血液検査・便検査が終わるまではケージで管理、あとは基本的にフリーです。
猫の相性によっては、(いじめられっ子を)ケージに入れることもあります。
たとえばリンちゃんは、交通事故にあい腰の骨を骨折していて、マナさんに保護されシェルターに運ばれてきましたが、ワクチンと血液検査、ノミダニ駆除を済ませてから入室。
マンソンを駆虫し、今はコクシの投薬中。
早くケージから出て広いところで遊びたいニャ~!
1階のもうひとつの猫室。
検疫室とも呼ばれています。
もともと、感染症防止のために設けた部屋です。
新しい猫さんがやってくれば、隣の大部屋や2階に収容する前に、どんな病気を持っているかわからないため隔離します。
三週間、健康管理をし、問題なければ別の部屋に移す、というステップを踏んでいました。
昨年は検疫室として使用していましたが、今では猫が増えてしまい、通常の常駐猫室として使ってしまっています。
(検疫室は、五右衛門風呂になってしまいました。。。)
フリーの6匹のためにホットカーペットはいつもほかほかです。
ケージ管理中の福島猫さんたちには、それぞれホットマットを入れていて暖かくしています。
猫舎の玄関には、下半身の動かない栗チャンがいます。
しょっちゅう、膀胱を押しておしっこ出しをするために、私たちの目がとどきやすい場所に、毛布やマットを敷いて、
世話をしています。
膀胱収縮の薬、それに膀胱炎の抗生剤を飲んでいます。
カテーテルで導尿するとどうしても膀胱炎になりやすいため、この頃は膀胱収縮剤を用い、
腹部を圧迫しておしっこを出しています。
晴れた日には玄関の外へ出して日光浴をさせます。
今回は1階の動物たちのスペースをご紹介しました。
今度は2階の猫室をご案内します。
画面上のタイトルをクリックすると大きな画面で見ることができます。