5月25日、3つのNPOが協力しあって、講演会を開催しました。
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第一部:人と動物の人間学講座2
アジア動物専門学校の佐山等理事長
第二部:アメリカのドッグシェルター
キドックスの上山琴美理事長
総合司会:アストリンク理事長 浅井さん(あさいろのくも)
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おふたりのお話は、それぞれ内容が充実し、勉強になることばかりでした。
佐山先生からは、犬のしつけトレーニングについて。
種の保存について。
人と動物の共生について。
目から鱗が落ちた、という感想をもった方も少なくないでしょう。
そして、上山さんからは、この春に山田トレーナーたちと訪れた
アメリカの犬猫保護施設についての詳細でいきいきとしたご報告がありました。
人の自立支援を行うアメリカの「ドッグシェルター」のあり方は素晴らしいもので、
動物・人、双方の癒やしや心のケアをもたらすもの。
日本よりずっと進んでいて、ノウハウが確立されているのですね。
また、アメリカのシェルターにはキルもノーキルもあるという厳しい現実もあります。
それぞれの保護団体が、独自の方針と独自の経済基盤とそこに働く人々の工夫や試行錯誤で運営されているようです。
可愛いインテリアの猫個室には驚きました。
税金がおりる施設もあれば、寄付で賄うところもあるようです。
医療施設を備えている場所もあれば、アニマルポリスが常駐する場所もあり、アニマルポリスが置かれた保護施設は、虐待防止や犯罪防止にも一役買っているようです。
それぞれ極めて合理的に運営されている。
(それに比べて私たちの活動はまだまだ原始的。
だからこそ、これから向かう方向を冷静に検討していくことができます。)
資金と人手があればできることもあるでしょう。
CAPINは今はそれらがないので、まずは地盤固めです。
事務局(CAPINで今できること:会計・ファイリング・HP・デザインに強いボランティアさんたちにもっと協力をあおぐ)
プロのトレーナー
(CAPINで今できること:キドックスさん、AAAのご協力がすでにあるので助かります。いずれは給与を払って運営できるようにしたいものです)
医療施設と専任獣医師
(CAPINで今できること:プリン先生、ハンサム先生など協力獣医さんとの連携を強めること、将来の獣医さん(学生さん)を育てる、いずれは避妊去勢の手術をここでできるようにしたい)
魅力ある譲渡&飼育施設
(CAPINで今できること:ドッグランを増やす、
ダスキンを入れて徹底洗浄、2階バザー品置き場のリフォームによる猫ルームの充実、
下の白い倉庫をドッグトレーニングルームとして改良、などなど)
アニマルポリス(CAPINで今できること:警察官・自衛官・愛護推進員さんたちとのの協力体制の確立、電話&メール相談での丁寧な虐待防止・遺棄防止対応)
などと夢が膨らみます。
夢ばかりみている、
理想と現実はちがう、と言われ続けてきましたが、
一歩一歩でも、かたつむりの歩みで、近づきたいと思っています。
講演会の様子は、近日中に動画掲載する予定です。
どうぞお楽しみに。
佐山先生、上山さん、講演をほんとうにありがとうございました。
浅井さん、とても楽しいゆったりした司会をありがとうございます。
やさしいお人柄が出ていました(^^)
皆さんにはCAPINシェルターの犬猫が、日常的にお世話になっています。
いつもありがとうございます。
これから、人と動物の共生をめざして、お力を頂くこともあるかと思います。
お世話になるばかりで申し訳ありません。
どうかよろしくお願いします。
保護活動が、苦労だけじゃなくて、充実やよろこびに変わっていくような、人とのきずなが生まれるような
そんなふうなあり方にできるといいね!
人も動物もしあわせになれるシェルターだといいね!
どうしたらいいだろう。夢で終わらせたくないよね!
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