ドカチン棟梁さんが、橋の下で子猫7匹の入った箱を拾われました。
まだ1か月、きれいな毛並み、ノミダニもいなかった、つまり家猫が産んで家の中にいて、捨てられたばかりということです。
小さな子猫を親から引き離して、ゴミのように捨てるという行為。
これが、人間のすることか?
許しがたい犯罪です。
(箱に入っていると逃げられないため)カラスに目をつつかれ、お尻から内臓を引き出され、
(箱に入っていないと)車にひかれ、心無い人間に虐待され、子どものおもちゃにされて、
やがては消えてしまう命となります。
野良猫として生きて行かれたとしても、理解のない住民から「エサやるな」で衰弱し、冬を越せないでしょう。
最近、涼しくなる夕闇の時間に、猫が増えているとの連絡のあった某所を回っています。
いました、ここにも、あそこにも。
みんな痩せています。
子猫もうまれています。
ちょろちょろ動いて、車にひかれそうです。
草むらに隠れ、近寄るとさっと飛びのいてしまいます。
茂みに出たり入ったり。人なれしていません。捕獲器でつかまえるしかなさそうです。
近くで、おっぱいの出そうな母猫が痩せた体をなめています。
心に木枯らしがふく。
この場所は沢山の人の通り道なのに、保護をする人がいなかった。
心に木枯らしがふく。
「餌やるな」の看板が。
この国は生きにくいところだナ。
寒々としてくるよ。
また、数百メートル離れた場所ではやはり別の親子の猫が。
痩せて皮膚病にかかったような貧相な姿をして、
おっぱいにぶら下がる子猫ら。
これからの季節、凍てつく寒さを思ったら、
泣けてきます。
今夜も、TNRです。
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